建設設備の仕事

ちょっとイメージがしづらい建設設備の仕事。

とある施工管理者の、一日のスケジュールはこんな感じ。

この現場を作り上げるまでの工程も含めた、建設設備の仕事について詳しく解説します。

 

建築設備の仕事の流れ

打ち合わせ
入札によって、建築、電気、管工事などの施工業者が決まると、発注者側の工事監督職員、工事監理者なども交えて、定期的に工程の進捗状況や現場での安全管理、施工上の打ち合わせ等を行います。
施工図作成
建築業者が作成した施工図(躯体図、展開図など)をもとに、管工事の施工図を作成します。
電気設備の配管や器具の位置も確認しながら、総合的に調整を行います。
スリーブ工事
鉄筋コンクリート造の基礎を作成する際に、給水管、排水管等を貫通させる予定の梁の部分に「スリーブ」を取り付けておきます。
1階から上部の梁、壁、床などにも同様に「スリーブ」を設置しておきます。
配管工事(天井内)
コンクリートが固まり、型枠を解体します。
施工図に従って、給水管や排水管を接続していきます。
配管工事(天井内・空調配管)
最近は、1台の室外機に数台の室内機を接続し、大きな部屋や複数の部屋を同時に空調する「マルチ型」のエアコンが主流となっています。
配管工事(壁内)
壁の内部にも、給水管や排水管を施工します。
この写真は、男子便所の小便器を設置する部分です。
仕上げ
建築工事の仕上げが終わったら、空調機器、小便器や洗面器などの衛生器具を設置します。