管工事とは
建設工事には、大きく分けて道路や橋、トンネル、ダムなどを造る『土木工事』と、事務所ビルやマンション、病院、学校、住宅など建物を造る『建築工事』があります。
『管工事』は、建設業法に規定された工事の分類で、空気調和、給排水・給湯、衛生、冷凍冷蔵などの設備(機器)を設置し、配管等を行って機能させる建築設備工事です。
大きく分けると
- 空調衛生設備工事
- 給排水設備工事
の2つに分けられます。
空調衛生設備工事とは
空調設備工事では人が快適に過ごすため、空気の汚れを取り除き、温度と湿度を調整します。
具体的には空調設備の取り付けや増設・メンテナンス・入れ替え・撤去。
また、ダクトやファンを使ってキレイな外気を取り入れ、空気を循環させ、建物全体の温度・湿度を管理。
商業施設や工場、オフィスビルなどの大規模工事から戸建て住宅の空調設備まで、様々な現場が対象となります。
給排水・衛生設備工事とは
生活に欠かせない「水」。
給排水・衛生設備工事とは建物において水にかかわる工事を指します。
水を使う浴室や洗面、トイレ、厨房などは建物に不可欠な設備を衛生的に利用するために必要な設備です。
【参考】やまぐちけんせつ新聞(令和3年1月)
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出典:一般社団法人 日本空調衛生工事業協会